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スピーカー工作 FE83En編 [オーディオ]

夏休みの工作で作った8cm バックロードホーンSPは
本来の設計であるFE83Enに対し古のFE87というこもあり
昔公園のでかい土管の中で話しをしているような感じだった。

そこで!というわけではないが、やはり設計目標のFE83Enを
購入した。
DSCN1138.jpg

FE83は15年くらい前に一度購入しやはりバックロードホーンを作った
ことがあり、正直なところ今回が2度目。
DSCN1139.jpg
このユニットは中華製である。うわさでは一時期FOSTEXのユニットは
品質的に不安定な時期があったと聞く。今回購入したものは
そんなところは微塵も見られない。FOSTEXさんはきっと苦労したに違いない。

さて、FE87→FE83Enの換装効果は大きいのである。
100Hz以下の低音域はfo=165Hzのスピーカーでは如何ともしがたい。
それでも結構雰囲気は出る。

音はというと、、、
最初のうちはエージングができていないのでいわゆる紙っぽい音?
だが、布団をかぶせて大音量でしばらく鳴らすとだいぶよくなる。
エージングは時間勝負である。
女性ボーカルは生々しい。音離れの良い音とでも表現するのだろうか。
こいう音が好きな人には最適なSPだ。しかも、安い!2680円(税込み)!

なお、添付の資料にはダブルバスレフの図面が、、、、
FE83Enのバスレフの音ってどうなのだろう。興味は尽きない。

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ONKYO EQ-V5 改造 [オーディオ]

いつものように近所のジャンク屋に行ったところONKYOの
グラフィックイコライザ EQ-V5が840円(消費税込み)だったので衝動買い!(笑)
これ
DSCN1114.jpg
DSCN1115.jpg
値段の割にこぎれいだ。なぜ840円なのかというと、
接続端子が専用コネクターでPINケーブルが繋げないのだ。
DSCN1117.jpg
速攻でケースを開けてみると、普通のアナログ仕様なので配線してケーブルを
引き出せばOKだ。
DSCN1116.jpg
基板にばらして配線を行う。基板はまず全面パネルと後面パネルを外すのはポイント。
ケーブルを直に引き出すことで対処。
DSCN1119.jpg
基板の配線とOp-AMPのPinを調べて配線を実施。
後ろから引き出して完了!
DSCN1120.jpg

音は、この手の製品で音を云々言ってはいけないだろう。
が、F特をいじれるのは面白い。。

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スピーカー工作 組み立て編 [オーディオ]

今回は組み立て編のレポートである。
近所のホームセンターで裁断してもらい組み立てるだけだ。
とは言え、悲しいマンション暮らしのため金づちでガンガンできないのだ。

仕方なく、芋継接着方式とする。
要はボンドで接着である。切断面が綺麗に出ていればボンドとたがねでの圧着
固定で強固に固着可能だ。

DSCN1054.jpg
8cmスピーカーなので1台分はこんなものだ。
早速接着開始である。
DSCN1055.jpg
即乾性のボンドなので30分くらいでくっつく。ちょっとびっくりである。
ちょっとポイントなのは、この後、側面を接着するのだが、音道を形成している
板の高さが微妙にそろっていないのだ。
そこで、鉋で高さを出す作業である。これをサボると接着後に隙間ができて
空気漏れになり音に影響する。

なんだかんだで、組み上げ完了。
DSCN1113.jpg

音の具合を確認しつつ、SP後ろの空気室にグラスウールを
入れてダンピングを調整した。バックロードでは入れすぎると
効率が低下するし、入れないと空気室内の反響音が聞こえ
土管のような音がする。(気のせいか?)

現状、手持ちのFE87を付けていて音質はいまいち。
FE83ENを購入しよう。


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スピーカー工作 設計編 [オーディオ]

夏と言えば工作!、夏休みの工作が懐かしい。
今回はお盆休みを利用してスピーカー工作をしてみた。

作るものは、故長岡式バックロードホーンSPである。
教科書は古の長岡鉄男 オリジナルスピーカー工作45を参考にしている。
P148~151がそれだ。
honn.jpg
とは言え、自分でやってみると難しい。大体の数字で妥協しまくり(笑)

結局、
設計図.JPG
こんな感じになった。対象とするスピーカーはFOSTEX FE83ENである。

ホームセンターで板を買って、裁断してもらうことにする。
板材は米松の集積材だ。本来は強度がどうのと言いたいところだが、
工作しやすいものにする。





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Diatone DS-500 その2 [オーディオ]

DS-500の続き、、、

DS-500は裏蓋は10本の木ネジで固定されている。ネジは意外にも
錆びが少なく簡単に外せた。
裏蓋にはネットワークが固定されている。
DSCN0868.JPG
結構な作りであるが、やはりケミコンはちょっとNGッぽい。
おそらく相当ドライアップしていることだろう。(ケミコンは電解液が入っていて
時間とともに乾燥が進み容量抜けの原因になります。)

さてエッジの固まったウーハーであるが、後ろから4本のネジを外すことで取れる。
簡単である。
DSCN0867.JPG

取り外したウーハーのエッジにはダンプ材として”ビスコロイド”というのが塗ってある。
DSCN0869.JPG
これが固まってしまっているのだ。
で、
シンナーで落とすことに、、、シンナーは近所の模型屋で購入。→小瓶で130円くらい
あとは、脱脂綿にシンナーを付けてピンセットでゴシゴシ。。。結果。
DSCN0871.JPG
一度に落とすのではなく、3回にわたって少しづつかってみた。
この後、ダンプ材を塗布。なくもよさそうだが、一応、、、ということで。
DSCN0872.JPG
ダンプ材は、某社のもの。小瓶で700円、筆付き。
DSCN0873.JPG
この後、ドライヤーで少し乾かしてから組む。
出来は、、、エッジはずいぶん柔らかくなったが、、
DSCN0877.JPG
と相成った。
音は、、最初に比べると随分と改善したが、やはり低音が乾いた感じで重さが無い。
好みの問題か?
しばらく様子をみてみることにする。

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Diatone DS-500 [オーディオ]

知人からDiatone DS-500を入手した。
なんでも倉庫で眠っていたらしい。もったいない話だ!

で、早速 音だししてみたが、、、ん? 低音が出ない?というか
根本的に変だ。土管から聞こえる声のようだ。(泣)
ウーハーが動いていない、いや、動こうとしているがエッジがガチガチで
動けないのだ。
ネットで調べてみると、DS-500と言わずDiatoneのSPは概ね古くなると
こうなるらしい。

しかし、すでに対処法も確立されているようなので、、、私もやってみた。

続きは、また。

5670W ヘッドフォンアンプ 改造編 [オーディオ]

5670W ヘッドフォンアンプを組み立ててから使っているのだが、
CDラインアウトを直につなぐにはゲインが高すぎるようだ。
CD出力は2Vrms(MAX)が規格なのでVpp換算 5.6Vpp(MAX)
もあり、当たり前。
いわゆる、WalkmanやiPodなどにつなぐにはちょっとゲインが必要で
ちょうど良いのだが、そもそも、ヘッドフォンアンプなど不要だ。

CDダイレクトを前提に回路をもうちょっとシンプルにしてみた。
ついでに、カソードに対し100%帰還を行っている。回路はこんな状態。
5670W_headphone.JPG
このような出力トランスからのカソードへの直の帰還でのゲインは以下の式で
計算できる。
Gain=1/(1+1/A)) 倍
ここで、Aは帰還なしでの増幅度である。
もともと出力段1発なので無帰還での増幅度≒0.6倍
したがって、帰還をかけた後は、、、0.4倍である。
オシロと信号源をつないで確認した値と合っていた。
こんなんで、大丈夫?と思われるが、大丈夫!十分な音量である。
なお、カソード電流がトランスの出力側に流れ、巻き線抵抗
の分だけDC電圧が発生する。このためヘッドフォンの抜き差しで
ちょこっとだけプチ音がするが、問題はない。

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5670W ヘッドフォンAMP 組み立て編 [オーディオ]

ここのところ涼しい夜が続いたので組み立てを行った。
まずは、180V昇圧回路から、、、
無負荷で測定すると、218Vとなった。負荷をかけると180Vであった。
DSCN0582.jpg
組み立て自体はさほど難しくないが、、最近 視力低下が激しく
細かいものが見えにくい!やばいなぁ。

小さい箱で組んだので配線が厳しい。汚い配線となってしまった。
DSCN0587.jpg
外見はというと、
DSCN0597.jpg
これである。手持ちのつまみをつけたのでチョイ大きすぎ。
団子鼻である。

簡単に特性をみてみた。
1)20Hz波形
DSCN0585.jpg
2)100Hz波形
DSCN0584.jpg
3)1KHz波形
DSCN0583.jpg
4)20KHz波形
DSCN0586.jpg

基本的に素直な波形となっている。波形にスパイクノイズが重畳しているが、
昇圧SW電源のノイズである。電源フィルタを工夫すればもう少し減らせるだろう。
ただ、このノイズは可聴帯域外なので聞こえない。
F特は20~20KHzを確保している。歪は0.2%以下を得た。

使ってみて、
S/Nは悪くない。CDのとがった感じの音もまろやかにする?
女性ボーカルがきれいだ。

CDプレーヤーの出力は規格で最大2Vrmsである。したがって、
ヘッドフォンAMPとしてはバッファ動作ができればよくGainは0dBで
良い。今回の設計では調整して最終的に+6dBのGainとしたが、
ボリュームを絞って使っているのでちょっと無駄かなぁ。

バッファー動作でよければ5670 1本で製作できるので、実験してみたい
ところ。

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SONY製ヘッドフォン MDR-ZX700 [オーディオ]

ヘッドフォンAMPを設計・製作中だが、肝心のヘッドフォンがいまいちだった。
話が前後 ごたごただが、ヘッドフォンを購入した。
DSCN0588.jpg
SONY MDR-ZX700 である。
12390円(税込み)の希望販売価格だが、、、AMAZONで7259円(税、送料込み)
だった。
聴いて見た(使った)レビューを!

(音質)
最初、レンジが狭く”えっ”と思ったが、適当なクラッシック音楽、Pops、FMラジオなど
で大音量エージングを2時間ほどしたらだいぶ硬さがとれて繊細さが出てきた。
もうちょっと時間が経たないとなんともいえない。

(質感)
カタログのぱっと見はALとか使って高級感だしているのか?と思ったが
箱を開けてがっかり、全身プラスティック製(当たり前か?)
よく見るとやすっぽい部分が見える。
ただし、肌に当たる部分は柔らかくGoodだ。
Closedタイプなので夏場は耳が蒸れるなぁ。

(総論)
最近のヘッドフォンは2000円くらいからあって高いのもは数万円以上だ。
このMDR-ZX700は1万円以下の部類では良く出来た方だろう。
しばらく使ってみて、またレポートしたい。

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5670W ヘッドフォンAMP ケース加工編 [オーディオ]

さて、夏が始まった感がある今日この頃。
朝の涼しい時間を使ってヘッドフォンAMPのケース加工を行った。
TAKACHI のALケース TS-1Sという傾斜型で電動ドリルのおかげで
2時間ほどで加工は終了。こんな感じである。
DSCN0565.jpg
DSCN0566.jpg
ちょっと変わった配置にしてみた。
DSCN0567.jpg
5670WはMT管でも小さい方なのでこんな配置も悪くない。
真ん中にVRを配置、左に電源SWとランプ、右にヘッドフォンミニジャックを配置した。
中に出力トランスを入れているのでかなり微妙な配置になっている。
なんと言うかラジコンのプロポのようだ。(笑)
DSCN0568.jpg
裏面はACアダプタの入力とAudio入力(ミニジャック)である。
DSCN0572.jpg
ケース内には出力トランスが入る。。。
電源回路も入れるので結構 目一杯!

配線は、、、、いつになるやら。
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